株・FX・システムトレード・投信・仮想通貨、今まで何度も挑戦して失敗してきましたが、性懲りもなくまたFXをはじめました。元々はトルコって高金利だよねって話からはじまり、いろいろ調べていくうちに異なるFX業者間で両建てを行い、買いスワップと売りスワップの差から利益を得る方法を見つけました。

<メリット> 為替リスクが低い

為替レートは常に変動していますから、買いポジションが値下がりすれば損をします。両建ては売りと買い両方のポジションを持つため、片方のポジションが損しても、もう片方のポジションは利益が出ています。同じ枚数ならプラマイゼロとなり、利益は出ませんが損もしません。

FX業者によってスワップポイントが異なる

両建てしている場合はレートが上がっても下がっても損益は0ですが、他よりも貰えるスワップが高い業者で買い、他よりも支払うスワップが安い業者で売ります。レートは上がっても下がっても損益は0のままですが、このスワップの差が利益となります。円は現在超低金利ですから、金利の高い通貨に狙いを絞れば差額が手に入りそうです。今回はAUD/JPY、NZD/JPY、ZAR/JPY、TRY/JPYを候補としました。

「スプレッド」というリスクが存在する

いくら両建てで為替リスクが低いといっても、注文してすぐに決済するとマイナスになってしまいます。これは売値と買値の差があるためです。しかも両建てしている場合は買い注文のスプレッドと、売り注文のスプレッドの、両方のスプレッドがあります。

たとえば10万通貨の両建てをした場合、
・買い1.0銭:1000円
・売り1.4銭:1400円
合計2400円がマイナスになります。

これに対して、日々得られるスワップを見ると
・買い:150円
・売り:-100円
差額50円が1日の利益です。

ということは、このスプレッド分の損失を回収するためには
・2400 / 50 = 48
で48日かかる計算になります。
48日経過してから、やっと1日50円ずつ利益が出始めるという、なんとものんびりとした投資法です。

塵も積もれば山となる

たかが50円。されど50円。もし1年間50円を貯め続ければ18,250円になります。相場がどう動くか考えることもなく、塩漬けになって評価損の額におびえる必要もなく、為替リスクが低いにもかかわらず毎日お小遣いが入ってくるのはおいしいと思います。

これを年率に換算すると約1.8%。レバレッジをかければもっと大きくなります。銀行の定期預金がほぼ0のような状態ですから、銀行に預けるより遙かに大きい利回りが期待できます。

スワップに着目してFX業者を選ぶ

主なFX業者のスワップポイントを調べ、買いのスワップが高いFX業者と、売りのスワップが小さいFX業者を探し出しました。その結果、買いのスワップが高いのは数社あり、売りのスワップが小さいのはDMM FXでした。TRY/JPYは売りスワップの方が大きく、利益が出せるFX業者は見つかりませんでした。

swap-list

くりっく365は売りスワップと買いスワップが同額で、買いスワップが比較的大きいので、以前から口座を持っていたGMOクリック証券くりっく365口座を使用し、売りスワップが他社よりも圧倒的に安いDMM FXに新規口座を開設しました。

また、今回は通貨ペアはより利率が大きいZAR/JPYを選びました。

<リスク回避> ロスカット対策が必要

両建ての場合、レートが変動しても損した分だけ儲かるので、基本的に損益は変化しません。じゃあレバレッジかけて目一杯つぎ込めばいいじゃん、と思われるかもしれませんが、こういった金利の高い通貨は変動が大きく、マイナスになっている口座の証拠金が足りなくなって強制的にロスカットになってしまう恐れがあります。逆に言えばプラスの口座は利益が出ているので、実際にはあまり損はないでしょうが、日々小銭を稼いでいく手法は何年という長いスパンで見ないといけないので、頻繁にロスカットになってしまうようでは、スプレッド損失を回収する前に退場になってしまいかねません。

ロスカットにならないためには潤沢な証拠金を入金しておけばいいですが、そんな資金があればの話ですね。そこでどのくらいまでレートが変動しても耐えられるか、東京金融取引所が公開しているヒストリカルデータのZAR/JPYの過去データから、1日の値幅と、1ヶ月の値幅を求めてみました。

zarjpy-nehaba

新興国通過は値動きが激しいと聞いてましたが、これを見ると近年は割と落ち着いてきているように見えます。赤が1日、オレンジが1ヶ月。1ヶ月でみると割と大きく動いていることがわかります。

これを元にどのくらい口座に入れておくか、口座には入れておかないけどいざという時にすぐに動かせる資金を確保しておくか検討します。DMM FXの証拠金証拠金シミュレーションで計算すると便利です。

あとはスワップポイントが変わらないことを祈るのみ

証拠金をちゃんと維持できれば、どんなにレートが変動しようとも損益が相殺されるので、基本的には放ったらかしでいいはずです。最後にもう一つリスクがあります。それはスワップポイントが変わってしまうことです。今回はGMOクリック証券(くりっく365口座)とDMM FXのスワップポイントの差を利用しているので、この関係が崩れてしまえば当然ながら利益が出ず、下手をすればマイナスにもなりかねません。

ただ異業者両建てスワップ法の良いところは、損失も穏やかだということです。仮にプラスのスワップが0になってしまったとしても、マイナスのスワップもたかが知れてます。急激に損失が広がることがないので、もうだめだと思ったらそこで決済してしまえばいいのです。

スワップと政策金利

最後に、2009年以降のZAR/JPYのスワップと、南アフリカの政策金利を比較してみました。

スワップ
zarjpy-swap

政策金利
zar-kinri

2014年から少し上がってきているみたいですね。


先週からはじめたばかりなので、まだスプレッド分の回収もできていませんが、少しずつスワップ分が増えてきています。もうチャートを見て一喜一憂するのは懲り懲りなので、ローリスク・ミドルリターンでのんびり行きたいと思います。


DMM.com証券FXネオ(CM)