ASICのマイナーを使用した場合、現在はビットコイン(SHA-256)よりもライトコイン(Scrypt)の方が、より投資効率が高い状態にあります。ASICはいかにハッシュレートあたりの消費電力低いか・価格が安いかで、どれだけ早く投資額を回収し、どれだけ多く利益を得られるかが決まります。ここ最近では新しいASICチップが登場し始めたようで、1MH/sあたりの価格が $15〜20、消費電力が 4W くらい(?)のようです。これだと電気代が高い日本でも8〜10ヶ月くらいで元が取れそうです。

クラウドマイニングには懲りたので、いっそASICマシンを買って自分で採掘しようかと考えました。マシンの選定も済み、メーカーにも問い合わせをしたりして、今注文すると10〜11月には届くみたい。よし、いざ注文!・・・というところまで来たのですが、ちょっと冷静になって過去のデータを元に計算をしてみました。

Litecoin-3MHs

これは2013年7月からのライトコインのレート(LTC/USD)、Difficulty、3MH/sで得られるLTCとUSDをグラフにしたものです。間違ってたらごめんなさい。私が仮想通貨にハマりだしたのがたしか2013年12月頃なので、ちょうどウハウハな時期でした。しかしわずか数ヶ月でレートは急落。にもかかわらずDifficultyは下がらないので、収入(紫色の線=1日あたりのドル)は下がる一方でした。電気代よりも下回ったらゲームオーバーです。

次に、最近のASICマイナーで採掘した場合のグラフです。(100MH/sでシミュレーション)

Litecoin-10MHs

今はクラウドマイニングのHashFlareでScrypt系のマイニングをやってて、そこそこいい感じの利益が上がってます。しかし今の利益ってライトコインのレートが上がって倍になっただけなんですよね。しかもDifficultyは上昇しつつあります。

もしこれが2013年12月以降のような展開になるのなら、ウハウハな時代は数ヶ月しか続きません(今も全然ウハウハじゃないですがw)。元本回収に8〜10ヶ月もかけている間に、そのASICマイナーは凄い騒音が出るファンヒーターになってしまいそうです。

新しいASICチップが出ればみんなこぞって買いますし、そうすればハッシュレートが上がって採掘量も減ります。結局個人がASICマイナーを手にする頃にはもう、投資額を回収できるほど儲からないんじゃないかという気がしてきました。歴史は繰り返す。そんなわけでASICマイナー購入計画は土壇場で中止することにしました。(^^;;

電気代が1KWh=10円くらいならいいんだけどなぁ。



※Block Rewardは50で計算しています。(近々半減するみたいだけどどうなるのかな?)
計算式:LTC/day = 86400/(2^256/((65535*2^208/Difficulty)*HashRate))*50