antminer

 

最近はGPUマイニングがとても人気ですね!

パソコンショップではビデオカードが品薄で入荷してもすぐに売り切れてしまうそうです。その理由は「マイニング」をするためで、GPUで仮想通貨をマイニングする人が増えています。つい最近までGTX 470が2万円前後で好きなだけ買えたのに、すごい勢いですね。

 

マイニングする手段

マイニングするにはコンピューターで膨大な計算を行い、人より先に「ブロック」を発見する必要があります。計算能力が高いほど早く、多く発見できるので、計算するための処理能力が重要になってきます。単純に処理能力だけで比較するとこんな感じでしょうか。

 CPU < GPU< ASIC

GPUは特定の計算を並列して大量に処理できるので、CPUよりもはるかに高速に計算ができます。ASICというのは特定の計算だけをすることを目的に設計されたプロセッサで、非常の高速で且つ計算能力あたりの消費電力が低いことが特徴です。ただしビットコインのSHA256、ライトコインのScrypt、のように、扱えるアルゴリズムが決まっています。GPUのように、マイニング用のプログラムを開発して新しいアルゴリズムに対応させる、なんてこともできません。それしかできないかわりに爆速なんです!

 

ASICマイナーのメーカーは中国が多い

ASICマイナーはいろな種類がありますが、その中でも有名なのはBITMAIN社のAntMinerシリーズだと思います。現在はビットコインをマイニングするS9、R4や、ライトコインなどのScryptアルゴリズムのL3+が販売されています。このブログでも以前紹介したBaikal MinerはX11/Quark/Qubit/X14…などのマルチアルゴリズムに対応しています。ASICマイナーのメーカーは中国が多く、マイニングしているのもやはり中国が多いようです。

 

ASICマイナーは難しい?

いえ、とても簡単です。(笑) ASICマイナーはルーターの設定と同じように、ブラウザで設定できるようになっているのがほとんどです。LANケーブルを挿して、電源を入れて、ブラウザで管理ページを開いて、接続したいマイニングプールのURL、ワーカー名、パスワードを設定するだけでOK。ソフトをインストールしたり、細かいセットアップも必要ありません。

最大の難関といえば、DHCPでIPアドレスが割り当てられるので設定ページのURLがわかんねー!!ってところでしょうか。ほんとこれはなんとかしてもらいたいところです。(^_^;)

 

ASICマイナーのメリット

  • ハッシュパワー(計算能力)が大きい
  • 消費電力が低い
  • 設定が簡単

 

ASICマイナーのデメリット

  • 値段がちょっと高い
  • 個人輸入で直接注文する形になる(基本的に英語で大丈夫)
  • マイニング以外に使い道がない(採算が取れなくなったらただの温風器)

 

で、結局儲かるの?

そこ気になるますよね。計算してみましょう。ちなみにこの計算は、この記事を書いた時点のレートを元にしています。例としてScryptアルゴリズムに対応したAntMiner L3+でマイニングを行い、ハッシュパワーをNiceHashで売って、どれくらいのBTC(ビットコイン)が得られるかを求めます。電気代は1KWhあたり25円とします。

 

<出費>

ASICマイナー AntMiner L3+ 0.646 BTC

電源ユニット APW3++ 0.04 BTC

送料 たぶん 0.035 BTC くらい

計 0.721 BTC ≒ 204,764円(1BTC=284000)

 

<マイニング報酬>

1GHsあたり1日 0.0385 BTC(本日時点の24H平均値) ※日々の履歴はここで確認可

AntMiner L3+は500MHsなので1日あたり 0.01925 BTC ≒ 5,467円 が収入。

続いて電気代。AntMiner L3+は800Wで、電源効率を考慮して900Wとして計算すると、

1日あたり (900W / 1000W) * 24時間 * 25円 = 540円の支出。

収入から電気代を引くと 5467 - 540 = 4,927円の手取り。

 

<本体の元を取るまでの日数>

収入が将来も一定だったとして(実際それはあり得ません。下がります)、どのくらいの期間で元が取れるか計算してみます。本体代を1日あたりの手取りで割ると、

204764 / 4927 = 41.6日

お!1か月半弱で元が取れちゃうってマジっすか!?

 

でも落とし穴が待っている

1か月半で元が取れるってことは、元を取ったあとは丸々利益ですね!!でも実際はそんなに甘くないのが現実です…。マイニングで得られるコインの量というのは世界全体で変わらないので、マイニングをする人が増えれば増えるほど自分の取り分が減っていきます。今GPUマイニングの収益が減っているのもそれが理由の一つです。そして1年もしないうちに桁違いに性能の高いマイナーが登場して、どんどん周りに追い越されてしまいます。そう、実は私も昔ASICマイナーを買って、すぐに収入が激減してしまい、半額以下で泣く泣く手放した苦い思い出があります。

ですが、今後の動向を予測してリスクを承知でやってみるのは悪くないんじゃないかと思います。電気代以上マイニングできれば、本体代の元を取ったあとは丸々利益ですからね。ちなみにAntMiner L3+は現在売り切れ中で、売り切れる前は3か月待ちの状態でした。今から初めて、本体が届いたころにはもう元が取れない状態になっている可能性もあるので気を付けてください。

 

マイニングって面白〜い♪